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2022-09-21 14:41:00

レーティングゲームを深掘りしよう!FIFAゲームで議論を巻き起こした往年のレーティング問題6戦を振り返り

今年もまたまたこのときがやってくる!FIFA 23のリリースが間近に迫る中、毎年のこととなっている選手レーティングの議論がすでに巻き起こっています。

ハリー・ケインがモハメド・サラーより高いレーティングになっていたり、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがエデルソン・モラエス、アリソン・ラムセス・ベッカー、ティボー・クルトワより「ゴールデン・レーティング・グラブ」の名を欲しいままにしていたり、レヴァンドフスキがロナウドよりレーティングが良かったり、とレーティングに関する議論は収まるところを知りません。

ということで、まさに今こそFIFAゲームより巻き起こった喧々諤々の選手レーティングを振り返っておきましょう。

FIFA 21: The most overpowered Premier League XI on Ultimate Team worth  under 100k | GiveMeSport

目次:

1.               マッテオ・ブリーギ

2.               キーロン・ダイアー

3.               スコット・ブラウン

4.               クリス

5.               ルイス・スアレス

6.               アレクシス・サンチェス

7.               ペトル・チェフ

 

マッテオ・ブリーギ

The curious case of Matteo Brighi, once FIFA's best player in the world

今週の話題のまさにキックオフはFIFA 03、マッテオ・ブリーギがまさかのルイス・フィーゴ、ジダン、オリジナルなロナウドを差し置き97ものレーティングをかっさらいキング・オブ・ゲームとなっていたあのいわくつきのタイトル。

才能が確約されているとみられていたものの、ブリーギはそれでも当時はあまり知名度が高くなく、ゲーム内での名声が現実世界に響くことはありませんでした。2002年にユヴェントスを去って以来、セリエAを漂流し、2019年のエンポリでの在籍を最後に引退しています。

 

キーロン・ダイアー

Kieron Dyer is 36 today and is still one of Newcastle United's finest  players of the last decade - Chronicle Live

今週の選手2人目の入場、同じくミッドフィルダーつながりでキーロン・ダイアーの登場です。88のレーティングを持ち、98までのポテンシャルがあったのはIFA 05でした。ダイアーはマグパイズ(ニューカッスルの愛称)で当時主要選手ではあったものの、ウェイン・ルーニー、ロベルト・カルロス、シャビなどの選手の上を言っていたのはちょっとやり過ぎでした。

おもしろいことに、ダイアーのレーティングはFIFA 05ではクリスティアーノ・ロナウドとちょうど同じであり、キャリアでその後故障に悩まされなければどうなっていたことか、と本人も辟易としてたのでは?

 

スコット・ブラウン

Scott Brown - Scotland | Player Profile | Sky Sports Football

ミッドフィルダーつながりの最後はスコット・ブラウン、FIFA 08では豪快に86ものレーティングとなっていました。セルティックファンをおとしめるわけではありませんが、セルティックFCの超熱心なファンでさえこのミッドフィルダーは粘り強いながらも、フェルナンド・トーレスやズラタン・イブラヒモビッチと肩を並べるとは認めていないのでは?

 

クリス

Cris signs new Lyon deal - Eurosport

今度はブラジルの鉄壁ディフェンス、クリスです。FIFA 07では89のレーティングで、ゲーム内では8番目の高レーティングでした。2007年にバロンドールを獲得したカカを上回る数値です。

元リヨンで活躍した同選手は強烈なでフェンダーで、ブラジル代表には17回選出されてはいるものの、ゲーム内のレーティングほどの才能の持ち主かと言われれば納得するサッカーファンも多くはないでしょう。

 

ルイス・スアレス

Ajax Release Luis Suarez Tribute Video Ahead of Champions League Final |  News, Scores, Highlights, Stats, and Rumors | Bleacher Report

FIFAのゲームで過剰な能力が与えられているラッキーな選手ばかりではありません。FIFA 11でのルイス・スアレスがいい例でしょう。このゲームのリリース時、スアレスは2010年ワールドカップで目を見開く活躍をしており、さらに48試合で49ゴールをもたたき出したアヤックスのシーズンの台風の目でもありました。

これに対しEAの反応は?スアレスに82のレーティングをつけ、その数値はアーセナルで場違い感のあったマルアーヌ・シャマフと同じだったんです。言うまでもなく、スアレスは以降ますます強くなり、一方でシャマフは忘れ去られていき、その名を出されなければ思い出せないくらいとなりましたね。

 

アレクシス・サンチェス

Alexis Sanchez wanted Manchester United exit after first training session |  Football News | Sky Sports

もちろん、スアレスだけがFIFAレーティングで実際の才能を反映したレーティングをありがたく頂戴する南アフリカのフォワードではありません。この栄誉はFIFA 19でのアレクシス・サンチェスにも授けられました。そのレーティングは、87。サンチェスは真正の才能のある選手でしたが、その最高潮のキャリアは2018年9月にFIFA 19が世に出る以前のものでした。

EAはおそらく、同選手がマンUに移籍すると本気で信じていたのではないでしょうか。

 

ペトル・チェフ

Arsenal news: Petr Cech provides big Arsene Wenger verdict | Football |  Sport | Express.co.uk

今週のまとめは、サンチェスの元アーセナルでのチームメイト、ペトル・チェフです。チェコ人の同シュートストッパーはそのキャリア全盛期には右に出るものがいないゴールキーパーでしたが、2015年にチェルシーから拠点を共にするライバルのアーセナルへと移籍した際、ちょっと背伸びしすぎだと思ったことでしょう。

それに加え、FIFA 17でのEAによる同選手のレーティングは、88!

どういうことでしょう。ヘッドギアをつけていたキーパーの大ファンだった、と言うオチでしょうか。