埋もれ歯ヒーローに耳を傾けてみよう－ビデオゲームの脇役で秀逸なのはコレ
ビデオゲームでのヒロイズムと言えば、いつもその名をほしいままにするのはメインキャラ。さらに、前面に出て物語の中心人物としてパッケージの中央に描かれているものです。とは言え、チームは常に1人で成り立つものではなく、こうしたゲーミングの主役たちはその友人からのちょっとした（またはたくさんの）ヘルプがなければ世界やお姫様を決して助けることはできませんでした。
中にはその脇役をプレイすることもでき、または後ろについてきて道中助け舟を出してくれたり、またまた声を出して役立つヒントをくれたり、しばしば過小評価される英知のかけらを届けてくれるものです。さらには、自身のスピンオフゲームとして巣立つ場合もあり、パートナーであった主役を助手席に追いやることさえありました。
さあ、超絶強力なお助けマンとしての脇役キャラのすばらしさを今一度見つめ直してみるなら、今でしょ！ということで、今週はゲーミングの偉大なる脇役をとことん紹介しちゃいます！もう一人のスーパーマリオブラザーズの主役のお決まりの言葉、「レッツァァァア・ゴー！」で始めよう！
目次：
- ルイージ（スーパーマリオブラザーズ)
- ダクスター（ジャック×ダクスター）
- アービター（Halo）
- クランク（ラチェット&クランク）
- エリー（ザ・ラスト・オブ・アス）
- ディディーコング（ドンキーコング）
- カズーイ（バンジョーとカズーイの大冒険）
- ドッグミート（フォールアウト4）
ルイージ
このキャラはより背が高く、より緑色で、双子のお兄さんと同じく頭でブロックを壊したりキノコのような形のクリーチャーをふんづけて倒したり、レースしたりするスキルがあります。唯一の欠点は、チームの名前をスーパーマリオブラザーズとして板につけてしまったことでしょう。マリオがほとんどの冒険で栄光をかっさらってしまうため、永遠の脇役として非難されるに至ってしまっています。
ルイージはそれでも、わずかな数ではあるものの自分のアドベンチャーを切り開くチャンスが与えられており、その筆頭が良く知れ渡っているルイージマンションシリーズです。このシリーズでは、ちょこっと変わった物語でゴーストからマリオを助け出すクルセーダーとして活躍します。
ダクスター
当初は仲間のジャックと共に人間の形で現れたダクスターは、ジャックアンドダクスターゲームの始めに深い暗黒のエコに落ち込んだ後イタチに変化してしまい、悪知恵の働く若いいたずら小僧に戻りたいと願う中、シリーズ全体を通して彼を助けていくイベントが繰り広げられていきます。
ダクスターは、1作目のジャックのまったくもっての沈黙と無口な様子を残りのシリーズで解説やジョーク、プレイヤーのアドベンチャーでのあらゆる行動についての文句を言いまくることで完璧に相殺しています。
アービター
このチョイスは若干、は？って感じかもしれません。と言うのも、マスターチーフのお連れとして認識されているのはコルタナであり、確かにすごいキャラではあるものの、当サイトの意見では今はアービターこそが輝くとき、となります。
伝説級のキース・デービッドによる吹替となっており、いつものコメディ感のある役から離れたアービターには、あらゆる要素が詰まっています：生真面目さ、興味をそそり悲劇的な背景、プレデターのように4つに分かれる口…。エネルギーソードが似合う強烈な化け物ということで、もう引き込まれること間違いなしでしょう。
クランク
歴史における空想上のロボットとして最高峰の名前を冠する傍ら、クランクはあらゆるプラットフォーム系アドベンチャーにぜひとも存在してほしい、超絶クラスのわき役と言えます。ラチェットには幸運なことに、クランクはロンバックスのバカげた思い付きをしかりつける絶好の歯止め役として活躍しており、アタマには空を飛ぶためのプロペラがついており、特大の脅威が迫った際には巨大化できる能力を持っています。そう、そしてこのキャラには1,000タイものブラーグソルジャーを焼き尽くす熱を発することもできるのです。
エリー
エリーは、メインキャラを上回るほど素晴らしい脇役です。エリーはザ・ラスト・オブ・アスゲームの始めの大半をジョエル（ストーリーの初めで日娘を失うことになるメインキャラ）の娘のようにして過ごします。
しかし、ジョエルがザ・ラスト・オブ・アス2で突然かつ心を動かされる終焉を迎えた後、ゲームの残りはエリートして続けることになり、まさに素晴らしい展開となります。彼女は聡明で、見事なキャラ設定であり、能力も高く、ジョエルが最大の間違いに出くわす前にジョエルに思いやりの意味を教えるのです。
ディディーコング
今回のゲームのリストの中でもこちらも家族のつながり系、ディディコングはエネルギッシュでやんちゃ、そして楽しさを愛する、ゲーム史上もっとも偉大なゴリラ－ドンキーコングの甥っ子です。最初に登場したのは1994年のディディコングカントリーでした。この愛すべき丸っこい猿人はすぐさまニンテンドーの伝説的ゲームのリストでのコアキャラクターとして板につきました。そして、そのかわいらしいベースボールキャップと共に、その活躍は決してずっこけることはありません。
カズーイ
誰もが知るように、鳥とクマは野生では自然と仲間であり、バンジョー・ザ・ベアは羽に包まれた友人、カズーイを従えています。そう、ガーガーとなく赤い鳥で、クマの背中で生活しています。カズーイは実際は「ブリーガル」と言う鳥（今回紹介するゲームの中では他にも想像上の動物がいるんですが、気づきましたか？）で、飛んだり、あらゆる方向から卵を打ち付けたり、バンジョーとカズーイの大冒険2では凶暴なドラゴンカズーイへと変身までして、相棒を助けていきます。
ドッグミート
正直、ビデオゲームであんまり犬系の脇役が登場しないのは不思議でもあります。まさに人間との相性は抜群ながらも、Fallout4のドッグミートこそその筆頭でしょう。
仲間として加わると、敵や宝箱をかぎ分け、どんなに凶悪であろうと主人公の行動を愛し、さらにはバンダナやゴーグルでおめかしまでします。これこそ、グッド・ボーイ！と叫びたくなるキャラでしょう。