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1xBitチーム
2022-02-17 13:12:00

フランシス・ガヌー、UFC270賞金の半分をビットコインで受け取り

過去数か月にわたり、当プログではFTXCrypto.comが成功させてきたアメリカスポーツ界におけるブランド認知度向上への取り組みに関する記事を多数掲載してきました。しかし、Cash Appが続々とスポーツ界やハリウッド著名人との間で大きなパートナーシップを獲得していることから、各社ライバル心を燃えたぎらせることとなっています。

 

目次: 

  1. ガヌーがビットコインの可能性に目覚め、賞金の半分を暗号資産で受け取り
  2. Cash Appがセレブを魅了 

 

ガヌーがビットコインの可能性に目覚め、賞金の半分を暗号資産で受け取り 

先日開催されたUFC270のメインカードは、総合格闘技ファンにとって最近の試合の中でも特にたまらない一戦となりました。その夜、ヘビー級正規王者であるフランシス・プレデター・ガヌーが、暫定王者のシリル・ガーヌ(フランス人ムエタイ選手、プロ戦績101敗)相手にタイトルをかけ八角形のケージ「オクタゴン」に登場したのです。もしかしたら、この壮絶なパンチとキックの祭典にベットして利益を得た方もいるかもしれません。そうでなかったとしても、1週間以内にUFC271でイスラエル・アデサンヤ対ロバート・ウィテカー戦が開催されるので、まだまだベットするチャンスは残されています。

それはともかくとして、ゴングが鳴る前に大変な事件が起こったのです。なので、結果はさておき、まずはそのことについてお届けしましょう。対戦の4日前、ガヌーはTwitterに次のようなビデオメッセージを投稿しました。

 

「ビットコインについて色々調べて、ビットコインが金の未来だとわかった。ビットコインは価値があって、安全で、誰も手を出すことができない。なんで、俺はUFCの賞金の半分をビットコインでもらうことに決めた。」 

 

そして、ガヌーのこの決断は、2013年にSquare, Inc.によって開発されたモバイル決済サービス「Cash App」とのパートナーシップ契約によるものだと続けました。ガヌーは、ハッシュタグ#paidinbitcoinを付けて投稿し、TwitterCash Appをフォローした人全員に総額30万ドル相当の暗号資産を贈り、自身のファンやフォロワーにビットコインをより身近なものにすることを誓いました。Cash Appには現在160万人以上のフォロワーがいることを考えると、このマーケティングアプローチが功を奏したことは間違いありません。 

対戦の結果はというと、フランシス・ガヌーがタイトルを守り、全会一致の判定(48-4748-4749-46)、5ラウンドでガーヌを倒し終了しました。試合は明らかにかなりの接戦で、新参者のビットコイン愛好家が僅差で勝利を手にしました。

 

Cash Appがセレブを魅了

Cash Appの誇る著名人はガヌー1人ではありません。昨年12月には、この暗号資産会社は有名な歌手で映画「アベンジャーズ」シリーズのスター、ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウと提携を結んでいます。グウィネスは、TwitterInstagramでファンとフォロワーに、ガヌーよりわずかに多い50万ドルを記念に贈ると約束しています。Cash Appはまた、ロサンゼルス・ラムズでプレーするオデル・ベッカム・ジュニアとグリーンベイ・パッカーズのクォーターバック、アーロン・ロジャースとのパートナーシップ契約を締結することで、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)でもその存在感を顕著にしています。この契約では、選手の給与がビットコインで支払われることが取り決められています。