バスケットボール
2019-09-02 22:47:00

ヒューストン・ロケッツGMダリル・モーレイ氏、ビットコインを支援

まるで、アメリカのスポーツ業界が仮想通貨の採用と一般人への普及のタスクを担っているかのようだ。政治家たちがフェイスブックおよび「リブラ」プロジェクトとの些細なバトルにいそしんでいる中、アメリカプロアスリートやエグゼクティブたちは仮想通貨への関心を積極的に示すようになってきているようだ。

目次:
1. モーレイ氏、ビットコインを歓迎
2. スポーツ業界有名人がビットコインサポーターに

モーレイ氏、ビットコインを歓迎

MIT Sloan Sports Analytics Conference」の創設者であり、2007年からヒューストン・ロケッツのジェネラルマネージャーを務めているダリル・モーレイ氏はツイッター上で、最近ビットコインを積極的に購入していることを明らかにした。

フィンテック業界の有名人かつ仮想通貨資産をマネージメントするファンドである「Morgan Creek Digital」の創設者であるアンソニーポンプリアノ氏が、地政学的および金融的観点において危機が間もなく訪れる中で、ビットコインが安全資産になるという趣旨のツィートを行なったのに対し、モーレイ氏は「ちょうど買い増ししたところだ」と述べ、自らのビットコインに対するスタンスを表明した[IT1]

ビットコインが、政治経済における各種予想外の事象の重要なバロメーターと同時にデジタル上の価値保存手段として徐々に機能しつつあるという考え方を公に支持する経済専門家は数多く存在する。

モーレイ氏の返信を受けて、ポンプリアノ氏はモーレイ氏を、ビットコイン支持を表明しているプロアスリートや芸能人たちをはじめとしたさまざまな有名人たちの仲間入りしたとして歓迎した。

 

 

スポーツ業界有名人がビットコインサポーターに

ロサンゼルスチャージャーズでオフェンシブタックルとして活躍するNFLプロフットボール選手のラッセルオークン氏は、アスリート界きってのビットコインファンだ。最近では、「デジタルゴールド」としてのビットコインについて人々に知ってもらうための勉強会のプロモーションに精力的に取り組んでいる。また、オークン氏は先週のツィートで、ロサンゼルスで開催される「Bitcoin is」と題されたイベントへの参加者の中から抽選でチャージャーズのホームゲームの無料チケットを贈呈することを約束している。

ヒューストンロケッツの仮想通貨業界への関わりは間接的なものにとどまった一方、テキサスに拠点を置く別のNBAチームであるダラスマーベリックスでは公式決済手段の一つとしてビットコインが採用されている。これの実現には、チームオーナーであり、モーレイ氏やオークン氏と同様に仮想通貨に強い関心を寄せるマークキューバン氏の働きかけによる部分が少なくない。