シンガポールスマッシュ2023、スマッシュヒットに備えよう!
シンガポールスマッシュ2023では、2022年チャンピオンで女子世界ランク2位の陳夢、男子世界ナンバー1の樊振東などスター選手が集まるシングルスで大盛り上がり間違いなし!シンガポールスポーツハブのOCBCでタイトル防衛にチャレンジ!女子と男子シングルストップ10プレイヤーが、3月7日~9日の予選、11日~19日のメイン大会に渡り開かれるシンガポールスマッシュ2023に出場します。最上級の卓球のドラマが繰り広げられること間違いなし!
男子イベントでは、昨年のシングルスのファイナリスト、世界ナンバー2の馬龍が今年さらに成績を伸ばし、王座を狙う意気込み十分です。馬龍は史上最強クラスの選手として広く認識されており、その選手としてのキャリアに渡り、あらゆる国際戦シングルスタイトルを獲得してきました。魔術のような輝かしい成績を達成してきたものの、シンガポールでもその優れた成績を再現できるでしょうか?
馬龍は今大会第2シード、そして世界2位につけており、樊振東が現在両方の王者となっています。さらに、シンガポールスマッシュ2022では、樊振東と馬龍が決勝で対戦し、樊振東が4-3で王者となりました。しかし、前回のこの2名の選手の対戦はわずか1月前であり、馬龍が3-0で圧勝しています。ここシンガポールでの試合結果はどのようなものになるのでしょうか?非常に予想が難しいものの、世界中の注目が集まっています!
この中国のスーパースター両名はタイトルを狙う中、世界3位につける王楚欽、日本のエース張本智和、ブラジルのウーゴ・カルデラノ(先月WTTコンテンダータイトルに連続で輝く)などのライバルからのチャレンジに打ち勝たなければなりません。
樊振東は2021年7月以来、4つのシングルスのみでしか負けていないものの、そのうちの1つが王楚欽との対戦で、もう1つが張本智和との対戦でした。このどちらかが今回も同選手を下すことになるのでしょうか?今年のシンガポールでは、レジェンドであるイギリスのティモ・ボルとリアム・ピッチフォードが復活、さらにスウェーデンの暴れん坊、トルルス・モーレゴードも出場し、これらの選手すべてが大会のトップシードに対する強敵となるでしょう。
男子シングルスで見逃せない試合の一つが、中国のティーンエイジャーであるLin Shidongでしょう、同選手は今年、ものすごい勢いで成果を積み上げています。17歳の同選手は、完璧なまでの成績を記録しています。2023年に入ってから5つのイベントで、既に8つのタイトルを勝ち取ったのです。特に、先月のWTTコンテンダー・アンマンの決勝ではドミトリ・オフチャロフ戦で下馬評を覆し、WTTシリーズでのシングルスでの初タイトルを飾りました。同大会では、蒯曼(クアイ・マン)ともタッグを組んで、5回のチャレンジで5つ目の混合ダブルスのタイトルを勝ち取りました。将来への期待が寄せられる選手であり、あらゆる対戦相手との試合で過小評価はできません!
女子シングルスでは、防衛王者である陳夢と共に注目されるのが、一連の中国及び日本人トップクラスの選手たちです。大きな熱狂を巻き起こすに違いありません。この中には、世界ナンバー1の孫穎莎、世界ナンバー3の王曼昱、世界ナンバー4の王 艺迪などの中国人スーパースターらがおり、どの選手も1位を狙える実力者と言えます。世界ナンバー1の孫穎莎は昨年の結晶で陳夢に3-4の激戦で負けており、今回リベンジを果たせるかどうかにも注目です。王 艺迪もたった1週間前のゴアでのWTTシングルス獲得の後、勢いに乗っており、直近の豪快なフォームをここでつなぎシンガポールでもタイトルを取れるでしょうか?
女子シングルスでも、ファンの人気を集める選手が登場します。2022年女子ダブルスファイナリストとして日本が誇る世界ナンバー5とナンバー6の早田ひなと伊藤 美誠に加え、世界のほかの国からの有名選手、例えばドイツのハン・イン、香港の杜凱琹、オーストリアのソフィア・ポルカノバ、これらすべての選手がインフィニティアリーナで行われるシンガポールスマッシュでの栄光を狙います。もう1人、注目したいのはプエルトリコ出身のアドリアナ・ディアスです。大会に出場する選手相手に、持ち前のトリックと波乱を起こす試合運びで見事なドラマを演じてくれるはず。ところで、2年連続タイトルを奪ってきた陳夢を止められる選手は登場するのでしょうか?時間のみがそれを証明するでしょう!
大会を観戦するシンガポールの地元ファンには、世界ランク55位のジャン・ゼンが女子シングルスイベントに出場、さらに若き期待の星であるZhou Jingyi and Wong Xin Ruにも注目です。男子シングルスで活躍する地元シンガポールの選手には、オリンピックにも出場したクラレンス・チェウ、2019年SEA GamesチャンピオンのKoen Pangもいます。さらに、2022年5月にITTFアフリカカップを優勝した15歳のエジプト出身のハナ・ゴダなど若き逸材の活躍も楽しめるでしょう。同選手はあの大会で、大陸級のカップ大会史上最年少、14歳167日と言う年齢での優勝を決めたのでした。女子イベントには、同じくティーンエイジャーで2020東京オリンピックに出場した韓国の最年少卓球選手、申裕斌も登場します。
この3月のシンガポールには逸材中の逸材が集結する中、これほどの大一番で実力を発揮しきれるのはどの選手でしょうか?1xBitで全力で応援しよう!