1xBitニュース
2022-08-03 13:40:00

卓球とドータ2の動きがヤバい!伝説級のアクションに備えよう!

PGL Arlington

ドータ2ファン、全員集合!最新のDota Pro Circuitシーズン2度目のメジャーが今週金曜に降臨、10日間のマジで伝説級となるeスポーツのアクションに備えよう!$500,000のグランドプライズを懸け、そしてDPCポイント獲得も狙う、舞台はアーリントン。持てる余剰資金を全部つぎ込みたくなるeスポーツ最大級の名プレイヤーが骨の髄まで削り合い勝利を目指して戦い合います。

All PGL Arlington Major Participants Have Been Finalized

それだけでは足りないとばかりに、今回のプレーオフではちょっと形式が変わります。ベストオブスリー・ダブルエリミネーションが導入されるのです。このルールの唯一の例外はグランドファイナル、決勝進出チームがベストオブファイブの試合形式で対戦し、もちろんこれには画面にかじりつくことになるでしょう。

ドラマはこれだけに由来するものではなく、競技に参加するかなりのチームが米国入国のビザ関係で参加できないメンバーがおり、カオスな状況で競技を行うことになります。Xtreme Gamingがその状況を極端に表していると言えるでしょう、ビザ申請に失敗してこの大会に一切出場できなくなりました。 

Xtreme Gaming withdraw from PGL Arlington Dota 2 Major after a player's  visa was denied - Dot Esports

とは言え、プランBの採用を余儀なくされたチームは同チーム以外にもあります。Fnatic、RNG、Entity、そしてTalon Esportsも主力選手欠場で、選手の補充を余儀なくされたのです。欠員は特にFnaticにとって痛手となり、なんと3人もの選手が欠場、 今年のThe International出場目前だったのにもはやそれすらも確約されません。

有力チームと言えば、PSG.LGDを見逃すわけにはいきません。サッカーにも同じ名前のチームがありますが、この中国のeスポーツ強豪チームは同国内のDPCディビジョンで大活躍、文句なしの成績です。さらに、最近は国際stageでも実力を見せつけ、優勝を飾りリヤドマスターズ2022では150万ドルの賞金を手にしました。このことからも、PSG.LGDはその勢いを止めることなく、勝利のモメンタムに乗って今年のTIを制しにかかるでしょう。

PSG.LGD's Dota 2 team will stay together for 2022 DPC season after TI10 run  | ONE Esports

とは言え、コンペティションで勝ち抜くのはPSG.LGDにとって生易しいことではありません。特にOGのような大御所チームも、もちろん銀杯を狙っています。若さと経験のコンビネーションにより、OGのクルーらはほとんどのチームが対戦を避けたがるチーム。なんといっても、勝ち方を知っているのです。The Internationalでは2018年と2019年にタイトルを獲得しており、今年1回目のストックホルムでのメジャーをセンセーショナルに優勝し、まさにセンセーショナルとしか言いようのない成績でグランドプライズを手にしました。

何が起ころうとも確かなのは、このトーナメントはマジでスリル満載のイベントになることでしょう!

 

WTTコンテンダー チュニス2022
待ってました!最高峰の卓球こそこれ、世界卓球(WTT)が北アフリカに再来。8月1日~6日まで、チュニジアのラデス多目的スタジアムでWTTコンテンダー チュニス2022が開催されます。 

先週の話題をかっさらったのは日本が誇る弱冠19歳の天才、張本智和。ブダペストのWTT大会ではまさかの優勝、しかも決勝で0-3の劣勢から4-3に覆し、林高遠を下したのです。同選手はここチュニジアでも出場、トロフィーを再び掲げることができるでしょうか? 

HARIMOTO Tomokazu - Exclusive interview with Japan's table tennis prodigy.

見事にやられてしまった中国の林高遠、何とかリベンジを果たしたいところ。あらゆる大会を見てみれば、林選手はブダペストでの決勝で投げ出してしまったあのメンタルバリアを克服し、このトーナメントで勝てる力を持っていると見えます。しかし、そこには大きな疑問も。プレッシャーに耐えるだけの強さを持っているか?と言うこと。時間のみがそれを証明するでしょう!

Technique of Lin Gaoyuan, a fast attacking left hander #4

男子シングルのトップシードの残りにも、強豪選手が揃っています。第4シードの荘智淵はWTTチャンピオンズで準々決勝まで進出、世界3位の梁靖崑を下してもいます!この選手に秘められる力は相当なもの。第5シードのクリスティアン・カールソンはWTTスターコンテンダー ブダペストの勝者、王楚欽相手に波乱を起こしました。最後のトーナメントでは、キャリア最大の勝利と言えるでしょう。あのマジックをチュニジアでも起こせるか?そしてトップで大会を終えることができるのか?!

もう一人の注目選手は、向鵬同選手は第8シードに位置し、世界28位となっています。この大会での成果は期待されていないものの、まったく見過ごすことができません!同選手は先月のWTTフィーダー ブダペストで決勝に進出、わずか19歳の若さは要注意人物と言えます。6月に開かれたWTTコンテンダー ザグレブでは、大会でシードすらとれていなかったのです!にもかかわらず、トーナメントを見事に勝ち抜き、現在世界16位と4位を下し決勝に進出したのですから。同選手は今後の期待の星、チュニジアでの活躍も目が離せません!

News. Xiang Peng (China)

 

女子シングルスでは、2名の選手が初のWTTシングルスのトロフィーを狙います。日本の石川佳純とプエルトリコのトリックスター、アドリアナ・ディアスがチュニジアの大会を引っ張ることでしょう。石川選手は先月のWTTブダペスト力強いパフォーマンスと根性を見せ、世界ランクトップ10に返り咲きました。一方で21歳のディアスは、こちらも印象的だった前回大会準決勝でのフィニッシュの後、チュニジアの土地に舞い降ります。前回のチュニジアでの対戦でディアスを下したのはモナコのグジアオグザン・ヤンでした。ヤンも今回再出場、もちろん前回より上を狙います。 

ザグレブでのコンテンダーで2位につけた平野美宇が第4シードに位置し、ブラジルのタカハシ・ブルーナの前に出ています。昨年のWTTコンテンダー Novo Mesto大会の優勝者の劉瑋珊は第6シード。WTTコンテンダー ドーハ2022のチャンピオンであり、中国の同胞であるファン・スーチーが第7シードです。 

世界トップ8の選手たちがチュニジア出には参加しないことから、どの選手にも大きなチャンスがあると言えます!石川選手と平野選手に注目したいところ。ファン・スーチーへのアウトサイドベットも十分あり、チュニジアで波乱を巻き起こす可能性は大有り、上位シードに難題を吹っ掛けることになりそうです。チュニジアでの波乱に備えよう!