ゲームはこれからだ!
2022年冬季オリンピック
先月の感動の冬季オリンピックの後、北京ではほとんど雪が降ることはありませんでしたが、今さらなる感動が巻き起ころうとしています。カーリングの真剣勝負に熱狂し、ホッケーを見ながらテレビに向かって叫び、次のホリデーはビーチじゃなくスキーにしようかなと気が変わったりしたかも知れません。そんな中、新たな超人類が繰り広げるドラマが冬季パラリンピックで巻き起ころうとしています。
この3月注目の6つの種目をピックアップしてご紹介します。まずは、座席付きのソリに乗って、氷の上を移動しながらパックを打つために特別設計されたホッケースティックでプレーするパラアイスホッケー。パラアイスホッケーには激しいぶつかり合いとドラマチックなシーンが詰まっており、誰もがハラハラさせられること間違いなし。この種目で最も有力なのはアメリカ、目が離せないチームと言って間違いないでしょう。

次は車いすカーリング。誰もが釘付けになって夢中で観戦する人気スポーツ、「ハウス」と呼ばれるターゲットめがけてストーンをコントロールするスウィーピングがないため、スローの時点で極限までの精度が要求されます。この種目では中国が王者として君臨しており、ホームの氷上でタイトルを守り抜きたいところ。

スピードとアドレナリンを愛するファンなら、パラアルペンスキーに注目。アスリートは座位、立位、そしてヘッドセットでアスリートとやりとりするガイド補助のある視覚障がいを持つ人のための3つの競技に別れて競います。

スタミナに自信があれば、パラクロスカントリースキー、パラバイアスロンも観戦予定リストに入れておきましょう。身体に障がいを持つ選手が立位、座位でスキーを乗りこなし、視覚障外を持つ選手も含め、長距離レースを競います。パラバイアスロンはクロスカントリースキーと射撃を組み合わせたもので、スカンジナビアの先人たちが育ててきたスポーツです。視覚障がいを持つアスリートは、音で照準を補助するライフルを使って競技します。目標はわずか21mmの大きさで、10m離れたところから撃ち落とすのだから神業。

最後はパラスノーボード。2014年のパラリンピックで登場したスポーツです。使用されるボードは各アスリートに合わせて調整され、バインディングで足や義足を固定します。スノーボードクロスと呼ばれる4選手のレースは見応え満点、ゴール地点ではしばしば感動のフィニッシュが見られます。アメリカのキース・ガベルがメダル最有力候補、同選手はこのスポーツの先駆者で、世界選手権王者となり過去2大会で銅メダルと銀メダルを獲得しています。3度目の表彰台となるのでしょうか?!

ESL Pro League
さあ位置について…レディ…CS:GO!今年もやってきました、ESL Pro League 15決勝がマルタで開催されます。新型コロナウィルスの感染拡大以降オフラインで開催される初の決勝戦であり、グループAでの激戦をもって華々しいスタートとなります。
G2 Esports は Intel Extreme Masters XVI – Katowice で最近その存在感を示してから、間違いなくプレーオフへと進出するチャンスのあるチームです。Katowiceでは、Natus VincereやVirtus.Proなどの強豪を下して決勝まで進出してきました。
なにより、注目の選手イリヤ・‘m0NESY’・オシポフとアレクシ・“Aleksib”・ヴィロライネンが加わったことで、G2の戦力がかなりアップすることでしょう。

とは言え、CS:GO史上最強クラスの2チームを目の前に、大会の内容は非常にタフなものとなるでしょう。その強豪こそ、FnaticとNinjas in Pyjamasであり、両チームとも実力が衰えてはいないことを証明すべく息を巻いています。
この3つの巨塔に加え、MOUZ、Entropiq、そしてオーストラリアのLookingForOrgが参戦します。特に最後に挙げたチームはDire Wolvesがメンバー総入れ替えをした際に結成されており、新たな契約を獲得できるよう目立つ戦績を残したいところ。
ここで波乱劇の主役となれるのか、それとも巨塔の足元にひざまずくことになるのでしょうか?